« 庭木 花木の剪定 | トップページ | SL冬の湿原号 重連運転 »

2010年12月27日 (月)

風土の画家 佐々木榮松

画家
・佐々木榮松
(ささきえいしょう)

       Fff705915571c16880d8c3e30dfc24681_3

2010_12_0241_2

■制作における主張(画家の手記より)

  私の本命は油絵でありますので、その主義

と主張を簡潔に説明いたします
と、周知の如く

日本の油絵は西洋のものですから、一般に洋

画とよばれてい
ましたので、私も含めて昔から、

その多くは西洋亜流に染まりきっていたこと


是非ないと思います。しかし私は青年期の後半

から、『日本人の油絵を描
く』ということに主義を

おき、さらに日本人の中の北海道人の作品、

そしてまた
さらに北海道人の東方人であると

自からを確信づけ、風土の画家であることを

も自認して制作を続けてきました。

この主張はいまも変わりありません。

  人びとは私のことを “湿原の画家〟と

言いますが、私は自分から湿原の
画家などと

言ったことはありません。

だが湿原の作品が著しく多いことは事実
です。

これは湿原のもつ空間が私の制作の上に

不可欠の意義をもたせている
からで、

その意味では根釧原野の広大さも同じだと

思っています。ですから
“道東の原野画家〟

とか“空間の画家〟と呼んでくれた方がよいと

思っており
まして即ち私の作品は、風景、人物、

動物、植物やその他のものの命の抽出
であり

ますから、道東の風土の心象表現が制作の基

になっているわけです。

2010_12_0251

■画家・佐々木榮松の略歴(画集より抜粋)

 ●1913(大 2)年 北海道生れ、

      北国の原野の片隅で育ったから総て独学。

   幼少より石版印刷会社(リトグラフ専門の

      印刷)で生活したので、水彩・
デッサン・

      石版画・グラフィックデザインなどのなん

      でも手掛け、特に油絵を
本命とし、道東の

      風土をテーマの根底において心象作品の

      制作を一貫。

 ●1960年(50歳代)からは専ら美術館見学

      ・取材・釣りなどの目的で、旧
ソビエト連邦

       圏諸国、中近東、地中海諸国、西欧、

       北欧、アラスカ、カナダ、
北・中・南米諸国

       を旅する。

 ●1970年(60歳代)からは作品展(個展)を

       主とし、東京銀座文芸春秋画廊・

   望月画廊・横浜・札幌・釧路で開催。

 ●作画のかたわら雑誌や単行本を手がける。

      著書は「画集」、「旅行記」、「随
筆」、

      「釣りの書」、など。

 ●近作では「湿原の画家ー佐々木榮松作品

      集」=東京・アートグローバル社

   出版(全国学校図書館協議会選定図書)。

      「随筆・白いオピラメ(原野の
釣人物語)

       =東京・青弓出版社」 (
全国学校図書館

       協議会選定図書

   「湿原のカムイ」=二見書房 等多数。

      Ebooks001_3Powerdevice35img521x6001286954158_2 1190001s1_2 Doto_fishing1_2

   Kitano_fishing1Dotofishing_1102383976102383976_o11

 ●1987年(昭 62) JR北海道釧路支社に

      (佐々木榮松美術全作品収
の美術館)

       “釧路ステーション画廊〟を開館。

 ●2006年(93歳)11月21日~11月26日 

      北海道の画家として銀座
(ロイヤルサロン・ギンザ

       にて)
で個展を開く。

   2007年(94歳)10月30日~11月4日 

     前年に続き銀座(ロイヤル
サロン・ギンザ)にて

       個展開催。

   2008年(95歳)10月21日~10月26日

   前々年に続き北海道の
として銀座

      (ロイヤルサロン・ギンザ)で個展を開く。

 何れの開催も 『 すばらしい!と絶賛される 』

    2010_12_23_007_3  2010_12_23_008   2010_12_23_009   

  ●2009年9月30日 “釧路ステーション画廊〟

        22年の歴史に幕。

  ●2010年(97歳)10月5日~10月31日

       (株)山一佐藤紙店で個展。

    案内状  

    2010_12_23_004_2 (おもて)    2010_12_23_006 (うら)

     ●2010年10月26日~12月25日 

          南大通ギャラリーで個展。

        Moza0012010_12_023 2010_12_022  

ブログにアップさせて頂きました「絵」は
10月26日~12月25日迄「南大通ギャラリー」
にて開催されました佐々木榮松「ふるさと南大通り展」の
一部です。

 南大通ギャラリー
(釧路市南大通り3-1-6 ℡0154-42-6639)

               (カフェモーツアルト併設)  

                2010_12_2

    ●2010年12月19日

 釧路湿原ラムサール条約登録30周年
記念事業に
「落日の沼沢地」油f50を展示。

             2010_12_23_002 





辻井達一氏((財)北海道環境財団)&
新庄久志氏(釧路国際ウェットランドセンター)のトーク。
後ろが 「落日の沼沢地。                    

2010_12_001 2010_12_002

2010_12_003 2010_12_005

2010_12_006 2010_12_008

2010_12_004_2 2010_12_007

2010_12_009 2010_12_010
◇2011年3月3日(木)[雛祭り]からのご案内

 佐々木榮松画伯に会える午後六時

   「三日半の展覧会」 
(会場 釧路芸術館 フリーアートルーム) 

 ・2011年3月3日(木)
                     午後6時オープン~午後9時

 ・2011年3月4日(金)
                     午前9時30分~午後5時

 ・2011年3月5日(土)
                     午前9時30分~午後5時

 ・2011年3月6日(日)
                   午前9時30分~午後4時 終了

 オープニングには佐々木榮松画伯が
お見えになります。

 釧路芸術館(釧路市幸町4-1-5
                        ℡0154-23-2381)

2010_12_011 2010_12_015

2010_12_016 2010_12_017

2010_12_012 2010_12_0131

2010_12_0141

2010_12_0181

 佐々木栄松画伯の多彩な色使いの「赤」
  「青」「黄」「黒」「白」には繊細さと
夢みたい
   なものを感じます。

  今、現在、貴重な名画が収蔵、展示する
    場がないという。

  1913年生まれの画伯は湿原を生涯の画
  題とし、絵具と釣具をもって釧路
湿原を
 
踏破した、画家でありイトウ釣りの第一人者
  でもあります。

 故 開高健や白州次郎の妻白州正子も氏に
  教えをこうた人であると云う。

 また、矢口高雄氏の「釣キチ三平」の
   
鳴鶴先生のモデルでもあります。

 

  最後に、この度、当ブログアップに際しまして
   特段のご配慮をいただきました佐々木榮松画伯、
   
高野社長にお礼申しあげます。

             

|

« 庭木 花木の剪定 | トップページ | SL冬の湿原号 重連運転 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

>絵を含め「榮松ワールド」は奥が深く、榮松芸術館か
郷土芸術館が出来て常設展示が出来たらと思っています。

榮松画伯の作品を常設展示できる場所が出来るのが一番いいですね。場所をお借りしての展示は場所も日数も限られ、高野社長のご苦労も計り知れません。
教育的、文化的価値は多くの人の認めるところです。釧路市民の財産として、榮松作品の安住の地を市民の皆さんの手で考えることができたらいいですね。

投稿: 島谷 美雪 | 2011年3月 7日 (月) 01時59分

見て頂きありがとうございます。
高齢(超)でありながらしっかりとした榮松画伯。
でもお体は不自由で毎日サポートしていらっしゃる
高野社長には頭が下がります。
絵を含め「榮松ワールド」は奥が深く、榮松芸術館か
郷土芸術館が出来て常設展示が出来たらと思っています。

投稿: buratuto15 | 2011年3月 6日 (日) 20時02分

はじめまして。
佐々木榮松画伯の個展を平成23年3月4日に釧路芸術館で拝見致しました。昨年、偶然に高野範子氏と知り合い、今回の展示を教えて頂きました。
自分のブログで高野氏との出会いを紹介させて頂くにあたり、作品の紹介をどのようにするべきか悩み、あちこち探し、釧路大好き!のブログを見つけた次第です。
紹介先として、リンクを貼らせて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 島谷 美雪 | 2011年3月 6日 (日) 02時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 庭木 花木の剪定 | トップページ | SL冬の湿原号 重連運転 »